家事としての「片づけ」と「整理収納」の違い

整理収納コンサルタント、家事整理®考案者の奥田明子です。

整理収納の仕事で大切にしていること

20代から約10年間、販売員をしていました。そのうち約5年はストアマネージャー(店長)をしていました。高額な商品を扱い、百貨店の外商さんとお仕事をしたこともあります。
日々、大勢のお客様に接するなかで、お客様のニーズ・ライフスタイルを伺うこと、笑顔で接すること、プロとしての商品知識を持つこと、を大事にしていました。

今の整理収納の仕事でも、変わらず同じことを大切にしています。
お客様がこれからどうしたいのか、ライフスタイルや家事にかけられる時間などを伺います。
見せたくない部屋も見せてくださるので、やっぱり話しかけやすい雰囲気も大事ですし、収納用品がどれがいいのか知っておくことも必要です。さらにもともと片づけが苦手からスタートしていますので、足りないところは勉強しました。

リセットとしての片づけと「整理収納」の違い

「整理収納サービス」がリセットとしての片づけと何が違うのかを聞かれることがあります。
美容師さんを例に出すとわかりやすいので、よくお話しています。

美容院に行くとまずは色々カウンセリングされます。今、お願いしている美容師さんは、普段のお手入れはどうしているのか、どんな感じになりたいのか、朝にブローするのか、どんな雰囲気にしたいのか、たくさん聞いてくれます。
ただ単に「切る」だけではないのです。同じ長さでもちょっと変化をつけてくれたり、こうなりたい、に近づけてくださるので、本当にたすかっています。

整理収納サービスは、単に「片づけ」、だけではなく、その先の暮らしやすさ(キッチンの使いやすさなど)、その人が手に入れたいライフスタイルまで考えてご提案しています。
出来るだけ、すぐに快適がわかるところから整理収納することをおすすめしています。

整理収納サービスは高い、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私もそう思って、自力でがんばりましたが試行錯誤し数年かかっているので、それならば割り切ってプロにお願いするのもありだったな、と思っています。

美容院を探すように、整理収納アドバイザーを選んでみる

もし整理収納アドバイザーや他の片づけ関連資格の方に依頼してみようと思っている方がいらしたら、ぜひブログを読んでみてください。家族構成が似ている、インテリアの好みが近い、マネできそうな収納をしている、話が合いそう、同じ犬が好き、などピンときた方がおすすめです。

私もプロとしてこれからも精進していきます。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。