家事整理®ができるまで~②

整理収納コンサルタント 奥田明子です。
家事整理®ができるまでのストーリーを書きます。以前にもアメブロでも掲載していますが、再度加筆しています。

家事整理®とは「整理収納の理論を活かし、家事を見直すことで計画的に効率化をはかり、ストレスを軽減するメソッド」です。

ここでは私が整理収納アドバイザーになるまで、と、この春から講座を開始する家事整理®(登録商標 5914288号)を生み出したきっかけについてご紹介します。

前回はこちらからご覧ください。家事整理ができるまで~①

「整理収納アドバイザー」との出会い

「片づけ」や「収納」をキーワードに、インターネットや雑誌に載っている収納テクをマネしてみる日が続きました。

洗面台下に突っ張り棒を入れて、洗剤をひっかけたら、重すぎて落ちたり、適当に買ったら入らない、引き出しが深すぎて洋服がうもれるなどたくさんの失敗をして、途方にくれていました。

うまくいかないけど、本やインターネットでの情報は見続けていました。今思えば、片づけが苦手だけど、好きになりたかったのかもしれません。

当時、よく見ていた本多さおりさんのブログで「整理収納アドバイザー」という資格を知りました。

(講座で感じた)「整理」の衝撃

整理収納アドバイザー2級認定講座は受講料が2万円ちょっと。当時の自分にはかなり高額です。
どうせなら、自分に合いそうな方から教わりたいと、ハウスキーピング協会のホームページで行けそうな場所の講師の方のブログを全て読みました。

5年前の2級講座を受けた時のことは今も鮮明に覚えています。1日がかりの講座ですが、「整理」の考え方が衝撃で、午前中に帰って片づけたくなるくらいの勢いでした。

「家事がラク」になってきた!

受講後の2012年6月から家の中を片づけはじめました(アメブロの最初はそんな記録になっています)。すると片づけをはじめてから、家事が前よりもラクになってきたのです。

理由はモノを減らしたこと、家事動線を見直したこと、もう一つは自分の中で「必要な家事、やらなくてもいい家事」を意識できるようになったこと。
完璧を目指さず、そこそこでいいと自分で思えるようになったこと。
モノの整理を通じて、思考の整理も進んだのだと思います。

苦手な家事も一生懸命やろうとしていたけど、やらなくてもいいんじゃないか?と考えることができました。
それはそれまで肩に力を入れてなんでもがんばってきた私にとって、大きな気づきでした。

もっと学びたいと1級予備講座を受け、2012年12月に1級、2013年8月に整理収納コンサルタントに合格。順調なようですが、すぐに起業する同期の活躍などを見ては、あせったり落ち込んだりする日々が続きます。

(2013年11月頃のキッチン。試行錯誤の日々でした。)

「家事整理」が出来るまではもう少しかかります。
次回に続く。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。